futoshimiyagi

今日から始まったTOKYO ART BOOK FAIR、Keijibanブースのためのエディション「Y, 2013/2024」を作りました。 「Y, 2013/2024」は、「The Ocean View Resort 」(2013)と「The Variations on the Theme of (The Ocean View Resort)」(2024)に登場するYを主軸としたエディションボックス。それぞれの映像で、2013年のYはHopeを吸っていたけど、2024年のYはPeaceを吸っている…ふたりの間の距離や時間を誰かと共有するためのキットのようなエディションで、プリントやポスターのほか、HopeとPeace、そしてマッチが一本だけ残ったマッチ箱も入ってます。 Keijibanではその他、新しい出版物「Kairanban」にも参加しています。こちらも同ブースにあります。また、ユトレヒトブースでは港まちアートブックフェアのために製作した「Pictures from Italy / A Guitarist」も販売しています。私は土日ユトレヒトブースにいますので、ぜひお越しください！

年明けのハワイ・トライエニアル参加の事前リサーチでホノルル滞在。ハワイは高校生の修学旅行で来た土地で、それが自分にとって初めての海外、初めてのアメリカ。ならばAmerican Boyfriendの始まりでもあるのでは…と、当時行った場所を再訪してみることに。 空港に迎えにきてくれた事務局の人が、きれいな生のレイを首にかけてくれた。いい匂い。

オーシャン・ビュー・リゾート、2024

名古屋のPOTLUCK BUILDINGで開催中の港まちアートブックフェアにて、新しい作品集を販売中です。2020年のアッセンブリッジ・ナゴヤで展示した、『音と変身』制作時等にイタリアと名古屋の港まちで撮影した写真冊子2冊、文章がセットになったものになります。港まちでよく会う？川村格夫さんがデザインしてくれました。会場で手に取ってもらえると嬉しいです！

ユトレヒトで開催中の立花文穂さん「幽霊たち」フェアにて販売している新版「傘下」、収録されている立花英久さんの小説「親愛なる日記へ」の英訳のお手伝いをしました。今日は立花さんが店頭でコーヒーを振る舞ってくれています。久しぶりにお菓子も焼いたので、一休みにぜひ。

釜山ビエンナーレ始まりました。釜山現代美術館B1Fにて『How Many Nights』インスタレーション展示しています。 全部をしっかり観たわけではないですが…90年代から00年代にかけての韓国アンダーグラウンドクラブシーンへのオマージュとして、女性三人が淡々と（多くの場合気だるそうに）踊り続けるYanghee Lee『Hail』、作家自身の産後うつについて、ヘッセ『シッダールタ』におけるカマラ、クメール・ルージュの弾圧下に生きた古典舞踊の踊り手を含む女性らの語りを経て、怒りを捨ていないという作家の語りに戻ってゆくHan Mengyun『Night Sutra』好きでした。寺内さん、石川さんのインスタレーションも素晴らしかったです。 釜山タワーに登ると、ちょうど乗ってきたニューかめりあ号が。

Hakata🚢Busan 予約してた高速フェリーが不正で操業中止に。。かわりに大浴場とカラオケルーム完備のゆっくりフェリーで博多から釜山へ。売店にはハイボールもあって嬉しい。6時間の船旅あっという間。

ユトレヒトでのNeutral Colors 5刊行記念フェア、今日から始まりました。 今回のため制作したスペシャルエディションは、ポスター、追加テクスト冊子、インスタントフィルム付きで50部限定。ポスターと冊子はNeutral Colorsさんがリソグラフで美しく仕上げてくれました。特集のBook in Bookと同じ判型なのも嬉しいです。写真は一冊ごとに異なりますので、ぜひ選びにきてください…！

NEUTRAL COLORSの5号目に、「ニューヨークへ、ニューヨークから」という文章を寄稿しました。2000年代中頃に大きな影響を受けたNYのインディペンデント出版文化、その2024年現在をめぐる旅行記です。 また、週明け6日（火）からユトレヒトで刊行記念フェアも開催します。NY時代に撮ったスナップを元にしたポスター、『ディスタント』の語り手とギーのその後を描いた掌編「To Miami Beach (A Fiction)」冊子、そしてインスタントフィルムが付属するスペシャルエディションを販売します。50部限定なので、ぜひ見に来ていただけたら嬉しいです！

American Boyfriend（ミヤギフトシ）とハンナ・クィンラン＆ロジー・ヘイスティングスは、10代から23歳までのLGBT（かもしれない人を含む）をサポートする「一般社団法人にじーず」（代表：遠藤まめた）に寄付を行いました。にじーずの活動方針にもある「性のあり方はもちろんのこと、さまざまなちがいが否定されることがなく、多様な人がいるのがあたりまえの居場所を作ることで、子どもや若者の不安や孤立をなくす」一助になればと思います。（恵比寿映像祭2024「月へ行く30の方法」の上映プログラムの作品貸与料の一部をあてています。） American Boyfriend (Futoshi Miyagi), along with Hannah Quinlan & Rosie Hastings, has made a donation to 24zzz (“Niji-zu”), a non-profit organization founded by Mameta Endo that runs safe spaces to support LGBT (and questioning) youths in their teens and early twenties. We hope it will help “to ease youths’ anxiety and the feeling of isolation by creating spaces where diverse people can always stay and different characters, as well as their gender and sexuality, will never be denied,” as stated in the organization’s policy. (The donation was made partly from the artwork loan fee from The Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions 2024: 30 Ways to Go to the Moon)

久しぶりの大阪へ。初めてのみんぱくに行ったり、アイザック・ジュリアン、木下佳通代、梅津庸一展観て、鶴橋のコリアタウン歴史資料を館訪ねたり。鶴橋では祭りの声聞きながら公園でぼんやり缶チューハイ、涼しい午後で良かった。帰京すると、毎年恒例のマンゴーが沖縄から。

8月17日（土）からスタートする釜山ビエンナーレに参加します。釜山現代美術館にて『How Many Nights』のインスタレーションを展示する予定です。 2024年のビエンナーレは「Seeing in the Dark」と題され、海賊の啓蒙（byデヴィッド・グレーバー）と仏教の悟りというふたつのenlightenmentsがキーになっているそう。9月には光州ビエンナーレもあるので、夏休みにぜひ。釜山ビエンナーレのサイト、作家ごとのプレイリストがあったりします。